
Mercedes-Benz 300 SL
< 拡大するルマン24時間を制覇した伝説の名車
1954年のニューヨークオートショーで発表され、300SLはその特有のガルウイングと世界初のガソリン直噴エンジン搭載車として最もよく知られている。
ガルウイング形状を採用した理由は、鋼管スペースフレームを採用したため通常の車のようにドアを作ることが出来ず、乗降性の確保のためにやむを得ずこの方式を採用したといわれている。 通常の車のドアにおける下半分に相当する部分にはフレームが来ているため、普通にドアを作ろうとするとこの鋼管スペースフレームを切らなくてはならない。 しかし、この方法は(当時の技術では)窓の開閉ができないという欠点があり、室内はエンジンの発する熱が入り込んでかなり暑くなってしまった。リアウインドウに排熱用の機構があるが、あまり機能しなかったとのことである。
ガルウイング版は1955年3月から1957年まで生産され、さらに、一年後には300SLの廉価版とも言うべき190SLが発売された。 この190SLは300SLよりも商業的な成功を収め、その生産台数は2万5881台に達している。
190SLと300SLの生産は230SLの生産がはじまった1963年に終わった。
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Mercedes-Benz 190 E EVO Ⅱ
< 拡大する190 シリーズの過激なエボリューション仕様
190E(コード:W201)は、1982年に発表されたコンパクト・クラス(広義)である。 既にW123モデルがコンパクト・クラス(狭義)と呼称されていたので、190Eはコンパクト(狭義)ではない。 そのW123のベーシックモデルに200/200Eが存在した為、コンパクト(狭義)よりも小型だという意味で190となった。 (170から発展した1950年代の190とはあまり関連性がないものと思われる) 日本への正規輸入は1985年である。 バブル期と相まって(並行車も含め)大量に輸入販売され、街に氾濫した事からBMW3シリーズ(E30系)の「六本木カローラ」同様「小ベンツ」と皮肉られた。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』






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